顧客レポート(全体)
現在 reports機能はβ版です。
ECサイトの顧客数の推移をみるレポートです。顧客数とは、会員数と非会員(注文者)の数です。
ECサイトを利用した人数となり、ECサイトの重要な指標の一つです。
注文(全体)レポートと比較表示して、ECサイトの全体状況を把握できます。
顧客数は累積で表示します。
<目次>
「顧客数(全体)」レポートの仕様
表示されるデータ指標
顧客数 / 顧客の割合
- 各データのカウント方法(集計方法)については、基本的なデータ仕様についてをご覧ください。
- 「リピート期間(過去3年)」をベースにカウントし表示します。
- 本レポートでの顧客数とは、会員(購入)+会員(未購入)+非会員(購入)を指します。
- 「会員(購入)」
[レポート設定]で指定した「表示期間」の各年月日から過去3年間に、同一メールアドレスでの購入履歴があり、かつ会員IDを持っている顧客をカウントします。 - 「会員(未購入)」
会員登録のみの顧客、もしくは会員で過去3年に購入が無い顧客を指します。
[レポート設定]で指定した「表示期間」の各年月日から過去3年間に、同一メールアドレスでの購入履歴がなく、かつ会員IDを持っている顧客をカウントします。 - 「非会員(購入)」
[レポート設定]で指定した「表示期間」の各年月日から過去3年間に、同一メールアドレスでの購入履歴があり、かつ会員IDを持っていない顧客をカウントします。
※非会員(未購入)は、過去3年より前に購入がある非会員は計測可能ですが、今まで一度も購入した事がない非会員は計測できないためカウントしません。
- 「会員(購入)」
- 会員・非会員で分類してデータを確認できます。新規・リピートで分類表示はできません。
- 会員=「会員(購入)」+「会員(未購入)」
- 非会員=「非会員(購入)」※過去3年に購入履歴がない「非会員(未購入)」はカウントされません。
- 不明な用語がある場合は、「用語と定義」をご覧ください。
[レポート設定]について
[レポート設定]を押下すると、設定用のモーダルが開きます。
「グラフの表示項目」、「表示するグラフの種類」、「レポートの表示期間」などを指定できます。
他のデータとの相関関係をみる、「グラフの比較表示」設定などもあります。
[レポート設定]の使い方・項目の説明については以下をご覧ください。
- 選択可能な選択肢については、[レポート設定]項目一覧をご覧ください。
<会員・非会員の定義について>
以下の通り、定義します。
会員 | 「会員(購入)」+「会員(未購入)」を指します。 カウント方法については、表示されるデータ指標を参照してください。 |
---|---|
非会員 | 「非会員(購入)」を指します。一度も購入履歴のない「非会員(非購入)」顧客はカウントされません。 カウント方法については、表示されるデータ指標を参照してください。 |
[検索条件]について
[検索条件]横の を押下すると、設定用のモーダルが開きます。
グラフや表に表示するデータをセグメントできます。
以下の条件で絞込み可能です。
- 最新購入日
顧客の最新の購入日を指定できます。アクティブな顧客のみに絞込みたい場合 に利用すると便利です。
- 選択可能な選択肢については、レポート別[検索条件]の設定可能な項目一覧をご覧ください。
[検索条件]と[レポート設定]の違いと使い方については、[検索条件]と[レポート設定]の違いと関係性についてをご覧ください。
レポートの保存と削除について
[レポート共通]設定・操作メニューについてーレポートの保存と削除をご覧ください。
その他「レポートの共通設定項目」について
[レポート共通]設定・操作メニューについてをご覧ください。
「顧客数(全体)」レポートの活用例
訪問者の推移と比較し、関係性(相関関係)を確認する
訪問数が増加しているのに、顧客数が同じく増加していない場合は、注文が獲得できず、また、会員登録もされなかったということになります。
会員登録や注文に至らなかった理由を探りましょう。
<使用機能>
- [レポート設定]> グラフの比較表示「指定のレポートと比較する」
「訪問数(全体)」レポートと比較表示する
「非会員の会員化促進」「未購入会員の購入促進」施策の結果をはかる
「会員」「非会員」に分け、施策ごと施策前と期間でグラフを見比べることで、施策の効果を大まかに把握することができます。
「会員登録数」のレポートも併せて確認し、どちらの顧客が多数かを確認しましょう。
<使用機能>
- [レポート設定]> 対象顧客「会員・非会員」
注文件数の推移と比較し、関係性(相関関係)を確認する
顧客数が増加しているのに、注文件数が同じく増加していない場合は、「会員登録のみの顧客」か「会員登録をせずに注文する顧客」が多数を占めるということになります。
「会員登録数」のレポートも併せて確認し、どちらの顧客が多数かを確認しましょう。
「会員登録のみの顧客」が多数であれば、注文に至らなかった理由を探りましょう。
「会員登録せずに注文した顧客」が多数であれば、なぜ会員登録をしなかったか理由を探り、それぞれ施策を立てましょう。
「注文(全体)」レポートと比較表示する
<使用機能>
- [レポート設定]> グラフの比較表示「指定のレポートと比較する」
「注文(全体)」レポートと比較表示する