[配送・送料機能(upgrade版)]お届け「予定日」や「可能日(希望日)」を最適にしてお客様におしらせしたい
本機能はコマースクリエイター運用中(新規・切替後)の店舗様のみご利用いただけます。
「配送・送料機能(upgrade版)」の「商品リードタイム」「配送リードタイム」「定期リードタイム」を活用し、
「商品詳細」画面や「ショッピング」カートに「最短のお届け予定日」を表示したり、「ご注文手続き」画面にお届け希望日の選択肢を表示することができます。
こちらは「配送・送料機能(upgrade版)」機能のマニュアルになります。(「配送・送料機能(upgrade版)」とは?)
以下に該当する店舗様は、本マニュアルをご覧ください。
- 「配送・送料機能(upgrade版)」切替え後(アップグレード完了)/作業中の店舗様
- 2024.01.24以降futureshop新規発行店舗様
アップグレード方法について詳しくは、ご利用開始のための手順(アップグレード手順)についてをご覧ください。
2024.01.24以降futureshop新規発行店舗様は、すでにupgrade版の機能をお使いです。(アップグレード作業は必要ありません。)
【重要】「配送・送料機能(upgrade版)」への切替え前に、必ず注意事項を確認してください。
- まずはじめに
- 「商品詳細」や「ショッピングカート」などに、「最短お届け日」を表示したい
- 「商品詳細」や「ショッピングカート」に、「注文期限((例)本日15時30分までのご注文で)●●日にお届けします」を表示したい
- 「ご注文手続き」画面に、「お届け希望日」の選択肢を表示したい(「最短お届け日」の算出方法)
- 【定期・頒布会商品申込】「初回お届け希望日」選択肢を表示したい(「初回お届け希望日」選択肢の算出方法)
- 出荷できない日を設定したい
- 【参考】「お届け予定日」「お届け希望日」「初回お届け希望日」が表示されない場合の確認事項
まずはじめに
2024.01.24バージョンUP以前からご利用店舗様にのみに該当する解説や注意点については、 「従来版」利用店舗様 マークを付記しています。
「商品リードタイム」「配送リードタイム」「定期リードタイム」をベースに様々な設定を組み合わせて設定を行います。
これにより、より詳細かつお届け予定日の表示やお届け希望日の選択肢をお客様(消費者)に提供することができます。
購入前や購入時に「お届け予定日がわかる」「希望日の選択ができる」ことでお客様(消費者)にとっても、購入に際する不安を払しょくする、大きなメリットとなります。
店舗様のメリット | お客様のメリット |
---|---|
取り寄せ商品のため、名入れやなどの加工に時間がかかるため、などの理由で、発送までに時間がかかる商品を個別に指定し、「商品リードタイム」として設定することができます。 |
お届け日を問い合わせたり、注文後に店舗からの連絡を待つことなく、受け取りの予定を立てられます。 |
「商品リードタイム」「配送リードタイム」「定期リードタイム」について
まずは「商品リードタイム」「配送リードタイム」「定期リードタイム」の概要を説明します。
通常商品の場合
定期・頒布会商品の場合
[A]「商品リードタイム」とは
ご注文を受けてから配送サービスへ商品をお渡しするまでの、出荷準備期間を指します。
商品の取り寄せ、出荷準備などにかかる日にちを設定します。
設定画面は3種類あります。
それぞれ以下のような設定になります。
[A-1]配送・送料基本設定-商品リードタイム設定
[A-2]基本情報-配送設定
[A-3]商品バリエーション詳細設定
- 店舗内のすべての商品に共通のリードタイムを設定するには、[A-1]を登録
- 特定の商品に設定するには、[A-2]を登録
- バリエーション毎に設定するには、[A-3]を登録
上記すべてを設定した場合の優先順位は、以下のようになります。
- [A-3]バリエーション詳細 > [A-2]商品情報 >[A-1] 配送・送料基本設定
在庫状況や取り寄せ状況、生産状況など、商品ごとに異なるリードタイムを細やかに設定できます。
[B]「配送リードタイム」とは
配送サービスへ商品をお渡し後、運送会社がお客様(消費者)のお手元に何日で届けられるかを指します。
配送(輸送)にかかる日にちを設定します。
配送サービスごとに、全国一律・お届け先(都道府県)別に異なる配送期間を、柔軟に設定できます。
これにより、より確実な「お届け希望日の選択肢」や「お届け予定日」をお客様に提示することができます。
[C]「定期リードタイム」とは
お申し込み日からカウントし(お申し込み日を含める)、**受注データを生成する前日まで(出荷準備に取り掛かる前日まで)**に要する期間を指します。
※「配送・送料機能(upgrade版)」ご利用時には「upgrade版」マークは表示されません。
在庫状況や、申込みキャンセルや変更などを受け付ける期間などを考慮して設定します。
設定された日数+1日後に受注データが生成されます。
本設定を利用することで、通常の定期サイクルに含まれない日でも、最短お届け希望日としてお客様(消費者)に指定頂くことができます。(「初回だけ早く欲しい!」というご要望に対応できます。)
「商品詳細」や「ショッピングカート」などに、「最短お届け日」を表示したい
下図の赤枠部分が表示できます。
「商品リードタイム」を設定する
[A]のいずれか一つを設定します。
[配送リードタイム]を設定する
[B]を設定します。
お届け予定日の計算の起点となる都道府県を選択する
商品詳細・カートの最短お届け日表示で選択した都道府県が、 下図の緑NO(10)で示された部分に表示され、設定した都道府県にお届けする場合を想定して、「最短お届け予定日」を計算します。
※会員がログインした状態である場合は、会員情報として登録済みの都道府県が表示されるとともに、「最短お届け予定日」を計算します。
※ログイン/未ログインいずれの場合でも、「お届け先を変更」リンクから都道府県を変更すると、以降はその都道府県で「最短お届け予定日」を計算します。
ユーザー画面表示イメージ
緑NO(10)部分に「都道府県」が表示されます。
※その他の表示は本手順の設定に準拠していません。表示内容に差異がありますので、あらかじめご了承ください。
「最短お届け予定日」の算出方法
以下のような例の場合、お届け予定日は下図のようになります。
- 注文日:11/10
- [A]の設定:5日
- [B]の設定:クロネコヤマト(全国一律)2日
- 「商品詳細・カートの最短お届け日表示」の設定(もしくは、ログイン中の会員の登録住所):大阪府
「最短お届け予定日」は11/17
表示用のレイアウトパーツを確認する
ここまでの設定のみでは、ECサイトに表示とはなりません。
ECサイト表示用のレイアウトパーツが表示したい「商品詳細」画面用のレイアウトに配置されているか確認してください。
※スタートアップテーマの「商品詳細レイアウト」をそのままお使いの場合は、初期配置されています。
レイアウト一覧にて「利用中」のマークがついている「商品詳細」画面・「ショッピングカート」用のレイアウトの「レイアウト変更」画面を開き、以下を確認してください。
レイアウトパーツ「商品名・価格など商品情報」内
商品詳細エリアまで開き、「お届け日表示」パーツが表示したい位置に配置されているかを確認します。
もし「お届け日表示」パーツが配置されていない場合は、右側の「パーツ検索」エリアから該当パーツを検索し、左側の「パーツ配置」エリアに配置します。
「お届け日設定」の利用設定をONにして表示を確認後、利用開始する
「利用設定」にチェックします。
本チェックがされていない場合は、「最短お届け日」自体が表示されませんのでご注意ください。
本機能を利用する際には、「お届け希望日時」を表示する機能も同時に利用することとなります。
「利用設定」チェックON時に「入力必須」のエラーメッセージが表示される項目がありますので、あわせて設定をご確認ください。
注意事項
設定に関する注意事項がございます。以下をご覧ください。
「商品詳細」や「ショッピングカート」に、「注文期限((例)本日15時30分までのご注文で)●●日にお届けします」を表示したい
下図の赤枠部分が表示できます。
「商品詳細」や「ショッピングカート」などに、「最短お届け日」を表示したいと異なる点は、注文期限時刻が表示されていることです。
設定した注文期限時刻を過ぎている場合は、「本日15時00分までの」部分が、「明日15時00分までの」に変わります。
<「注文期限(本日15時30分までのご注文で)」は表示されない場合>
本日(注文日)と明日(注文日翌日)の両日が出荷作業除外日の場合には、「注文期限(本日15時30分までのご注文で)」は表示されません。
「商品リードタイム」を設定する
[A]のいずれか一つを設定します。
[配送リードタイム]を設定する
[B]を設定します。
お届け予定日の計算の起点となる都道府県を選択する
「商品詳細」や「ショッピングカート」などに、「最短お届け日」を表示したい手順[3]と同様です。
指定時間以降は翌日の受注として取り扱うための設定をする
「利用する」にチェックをし、時間を指定します。
指定時間以降の注文完了となったご注文は、翌日の受注したご注文とみなし、「お届け予定日」などを計算し、表示することができます。
「翌営業日時刻設定」利用時の「最短お届け予定日」の算出方法
以下のような例の場合、お届け予定日は下図のようになります。
- 注文日:11/10
- [A]の設定:5日
- [B]の設定:クロネコヤマト(全国一律)2日
- 「商品詳細・カートの最短お届け日表示」の設定(もしくは、ログイン中の会員の登録住所):大阪府
- 翌営業日時刻設定:15:00
「最短お届け予定日」は11/18
※ご注文が15:00前に完了すれば、11/10(当日受注・出荷準備着手)扱いとなり、「最短お届け日」は11/17となります。
<設定のポイント>
出荷・配送の環境が整っていれば、以下のような設定も可能です。
- 当日出荷・当日発送
⇒ [A]商品リードタイムを「0日」・[B]配送リードタイムを「0日」と設定 - 当日出荷・明日配送
⇒ [A]商品リードタイムを「0日」・[B]配送リードタイムを「1日」と設定 ※24時間配送可能な状況でない限りは、翌営業日時刻設定を忘れずに行ってください。
23:59に画面が表示された場合でも、「当日受注・出荷準備着手」の予定日表示となってしまいますのでご注意ください。
表示用のレイアウトパーツを確認する
「商品詳細」や「ショッピングカート」などに、「最短お届け日」を表示したい手順[4]と同様です。
「お届け日設定」の利用設定をONにして表示を確認後、利用開始する
「ご注文手続き」画面に、「お届け希望日」の選択肢を表示したい(「最短お届け日」の算出方法)
下図の赤枠部分が表示できます。
「ご注文手続き」画面内の、「配送方法変更」・「配送詳細」モーダル内で「お届け希望日」を選択していただけます。
「商品リードタイム」を設定する
[A]のいずれか一つを設定します。
[配送リードタイム]を設定する
[B]を設定します。
指定時間以降は翌日の受注として取り扱うための設定をする(任意)
詳しくは、「商品詳細」や「ショッピングカート」に、「注文期限((例)本日15時30分までのご注文で)●●日にお届けします」を表示したいの手順[4]をご覧ください。
「お届け希望日範囲」を設定する
「ご注文手続き」画面内に表示される「お届け希望日」の選択肢に、「最短お届け日」から何日間表示するかを設定します。
「お届け希望日」選択肢の算出方法
以下のような例の場合、「お届け希望日」選択肢は下図のようになります。
- 注文日:11/10
- [A]の設定:5日
- [B]の設定:クロネコヤマト(全国一律)2日
- お届け希望日範囲:(最短お届け日から)8日間
- お届け先:大阪府
- 翌営業日時刻設定:15:00(任意)
「お届け希望日」選択肢は11/17~11/24
<「翌営業日時刻設定」ありの場合>
「お届け希望日」選択肢は11/18~11/25
※ご注文が15:00前に完了すれば、11/10(当日出荷)扱いとなり、「お届け希望日」選択肢は11/17~11/24となります。
「お届け日設定」の利用設定をONにして表示を確認後、利用開始する
【定期・頒布会商品申込】「初回お届け希望日」選択肢を表示したい(「初回お届け希望日」選択肢の算出方法)
申込サイクル選択設定が「お申込み時に選択」の場合のみ設定可能な機能です。
下図のように、「初回お届け希望日」に表示する選択肢を設定できます。
「初回お届け希望日」プルダウン
「サイクル指定」選択肢内の「初回お届け希望日」
「商品リードタイム」を設定する
[A]のいずれか一つを設定します。
[配送リードタイム]を設定する
[B]を設定します。
[定期リードタイム]を設定する
[C]を設定します。
指定時間以降は翌日の受注として取り扱うための設定をする(任意)
詳しくは、「商品詳細」や「ショッピングカート」に、「注文期限((例)本日15時30分までのご注文で)●●日にお届けします」を表示したいの手順[4]をご覧ください。
「お届け希望日範囲」を設定する
詳しくは、「お届け希望日」の選択肢を表示したい(「最短お届け日」の算出方法)の手順[4]をご覧ください。
定期・頒布会サイクル設定を設定する
「初回お届け希望日選択設定」に必ずチェックして下さい。
「初回お届け希望日」選択肢の算出方法
以下のような例の場合、お届け予定日は下図のようになります。
- 注文日:11/10
- [A]の設定:5日
- [B]の設定:クロネコヤマト(全国一律)2日
- [C]の設定:3日
- お届け希望日範囲:(最短お届け日から)8日間
- お届け先:大阪府
- 翌営業日時刻設定:15:00(任意)
「初回お届け希望日」選択肢は11/20~11/27
<「翌営業日時刻設定」ありの場合>
「初回お届け希望日」選択肢は11/20~11/28
※ご注文が15:00前に完了すれば、11/10(当日出荷)扱いとなり、初回お届け希望日」選択肢は11/20~11/27となります。
「お届け日設定」の利用設定をONにして表示を確認後、利用開始する
出荷できない日を設定したい
出荷できない日を登録し、「お届け予定日」や「お届け希望日」「初回お届け希望日(定期・頒布会のみ)」に反映させることができます。
定期的な営業休日、年末年始や夏季休暇などの営業除外日を「出荷作業除外日」として設定できます。
この設定により、「商品リードタイム」「定期リードタイム」の日にちカウントにおいて、「出荷作業除外日」に該当する日にちを除く(カウントに含めない) ことができます。
※「配送リードタイム」は、既に配送サービスへ荷物がわたっている状況と考えられるため、カウントからは除きません(カウントに含めます)。
※「出荷作業除外日」の指定日とお客様(消費者)の注文日によっては、「商品詳細」や「ショッピングカート」上に「注文期限(本日15時30分までのご注文で)」が表示されない場合があります。詳細は、こちらをご覧ください。
「お届け予定日」「お届け希望日」「初回お届け希望日(定期・頒布会のみ)」いずれかの利用設定を行う
出荷作業除外日を登録する
[カレンダーから選択]を押下し、定休日や臨時休業日、年末年始休暇などを選択します。
毎年設定する必要があります。設定は引き継がれません。
「出荷作業除外日設定」利用時の「お届け希望日」「初回お届け希望日」選択肢の算出方法
以下のような例の場合、「お届け希望日」「初回お届け希望日」選択肢は下図のようになります。
- 注文日:11/10
- [A]の設定:5日
- [B]の設定:クロネコヤマト(全国一律)2日
- お届け希望日範囲:(最短お届け日から)8日間
- お届け先:大阪府
- 出荷作業除外日:毎週日・月曜/祝日
- 翌営業日時刻設定:15:00(任意)(※下図では省略)
「お届け希望日」選択肢は11/19~11/26
<定期・頒布会の「初回お届け希望日」の場合>
「初回お届け希望日」選択肢は11/24~12/1
「お届け日設定」の利用設定をONにして表示を確認後、利用開始する
「お届け予定日」「お届け希望日」「初回お届け希望日(定期・頒布会のみ)」が表示されない場合の確認事項
以下の場合は表示されません。
- 「メール便」「メール便(宅配便可のチェックON)」が設定された商品の場合
- 在庫管理を行う設定である場合において、
- 予定在庫が設定されている場合(「商品詳細」画面のみ非表示)
- 販売期間が設定されている場合
- 「通常・定期商品」「定期・頒布会商品」である場合(「商品詳細」画面のみ非表示)
- 配送サービスの利用不可設定がされており、配送可能な配送サービスがない場合
- 「注文時のお届け希望日選択」の設定にて、お届け日時の選択ができない設定にしている場合(詳しくは、以下の説明をご覧ください。)
設定>配送・送料>配送・送料基本設定-お届け希望日利用設定「注文時のお届け希望日選択」にて、「選択を不可」を設定している場合、「商品詳細」「ショッピングカート」「注文手続き」「お申し込み手続き」画面、いずれにも「お届け予定日」「お届け希望日」「初回お届け希望日(定期・頒布会のみ)」は表示されません。
また個別に「選択できない商品タグ」を設定している商品を含む場合も、表示されませんのでご注意ください。