ブランドやカテゴリ別に、商品ページのデザインをかえる
商品詳細ページのデザインを、簡単な操作で変更する方法をご紹介します。
たとえばラグジュアリーブランド商品には、1カラムで写真をリッチに見せるデザイン、普及価格帯ブランドの商品には2カラムでカートを上部に表示するデザイン、など商品に最適なレイアウトを、簡単な操作で行えます。
レイアウト変更機能と、レイアウトの割当機能を併用します。
<目次>
<レイアウト変更の参考情報>
<関連情報>
- レイアウトの操作方法:レイアウト変更
- レイアウト割当機能の利用方法:
割当名を設定する-「レイアウト割当」機能で、ブランドやカテゴリごとに、表示デザインや表示内容を変える(商品詳細・商品グループ・フリーページ用レイアウト)
ブランドやカテゴリ別に、「商品詳細」画面を異なるデザインで表示する方法(設定手順)
ブランドやカテゴリ、商品ごとに最適なレイアウト配置を整える
以下の方法を参考にして、カラム数、表示内容などを変更します。
スタートアップテーマをお使いの場合は、あらかじめ用意されているレイアウトもありますのでご活用ください。
「レイアウト割当」機能を利用して、レイアウトを適用する
利用したいレイアウトの「レイアウト変更」画面を開きます。
「割当名」を設定します。
レイアウトを変更したい商品の「商品詳細」画面の、以下の設定画面で、使用したいレイアウトの割当名を指定します。
- 運用>商品管理>商品情報(レイアウト・SEO設定)-レイアウト割当-レイアウト割当名
- 運用>商品管理>商品データ一括登録から、CSVファイルでの一括登録も可
割当名を指定した商品の「商品詳細」画面を確認します。
割当名を指定した商品の「商品詳細」画面が、割当名が合致するレイアウトにて、ECサイトに表示されます。
各デバイスでの設定を繰り返します。
「スマートフォン用」「PC/その他用」など、複数のテーマを使用している場合は 、テーマで利用中になっているすべてのテーマに、同じ割当名を設定したレイアウトを用意します。
利用中のテーマに、該当の「割当名」が設定されたレイアウトがない場合、デフォルトレイアウトが適用されます。
上記の「商品詳細」画面以外の、「商品グループ」「フリーページ」画面にても同様の手順でブランドやカテゴリにあわせて「レイアウト割当」を行うことができます。
詳しくは、割当名を設定する -「レイアウト割当」機能で、ブランドやカテゴリごとに、表示デザインや表示内容を変える(商品詳細・商品グループ・フリーページ用レイアウト)でも、解説しています。
【レイアウト変更の参考情報】スタートアップテーマの商品詳細レイアウトを活用する
スタートアップテーマでは、PC・タブレット用に4種類のデザインレイアウトを用意しています。
それぞれレイアウトパーツとCSSにてあらかじめデザインしています。
レイアウト | パーツ配置 |
---|---|
横2列レイアウト | 画面幅に応じて、横に2列配置されるオーソドックスなレイアウトです。 |
横1列レイアウト | すべてのシステムパーツを縦一列に並べる、横に段組みしていないレイアウトです。 |
上横1列・下横2列レイアウト | 上段が横1列、下段が画面幅に応じて横に2列に配置できるレイアウトです。 |
上横2列・下横1列レイアウト | 上段が画面幅に応じて横に2列、下段が横1列に配置できるレイアウトです。 |
- 「横2列」とあるレイアウトは、対応するブラウザ幅の場合(PC・タブレット想定)に横方向の段組みが設けられています。
ブラウザ幅が狭い場合は、横1列となります。(レスポンシブ対応)
横2列レイアウト
- 商品詳細エリア(システムパーツ)内にレイアウトパーツを2つ配置。
- その配下にシステムパーツを配置。
- CSSデザインによって横2列のレイアウトにしています。
CSSデザインのために、上位階層であるメインエリア(レイアウトパーツ)にfs-l-product2というclassを追加しています。
左画像内の左側が「商品画像・商品説明など(レイアウトパーツ)」、右側が「商品名・価格など商品情報(レイアウトパーツ)」です。
※青い点線は段組みを確認するためのもので、実際には表示されていません。
レイアウトパーツ(「商品画像・商品説明など」と「商品名・価格など商品情報」)にはそれぞれHTMLタグが設定されています。
HTMLタグの設定は、レイアウトパーツの 操作するボタンから「パーツを変更する」を選択し、表示される「レイアウトパーツ設定」モーダルにて確認・変更できます。
レイアウトパーツ | 初期設定されているHTMLタグ |
---|---|
「商品画像・商品説明など(レイアウトパーツ)」 | <div class="fs-l-productLayout__item fs-l-productLayout__item--1"> |
「商品名・価格など商品情報(レイアウトパーツ)」 | <div class="fs-l-productLayout__item fs-l-productLayout__item--2"> |
横1列レイアウト
商品詳細エリア内にシステムパーツが配置されています。
上位階層であるメインエリア(レイアウトパーツ)にfs-l-productというclassを追加しています。
※青い点線は段組みを確認するためのもので、実際には表示されていません。
上横1列・下横2列レイアウト
- 商品詳細エリア(システムパーツ)内にレイアウトパーツを3つ配置。
- その配下にシステムパーツを配置。
- CSSデザインによって上1列、下横2列のレイアウトにしています。
CSSデザインのために、上位階層であるメインエリア(レイアウトパーツ)にfs-l-product3というclassを追加しています。
左画像内の上部が「商品画像・商品説明など(レイアウトパーツ)」、下部の左側が「商品説明など(レイアウトパーツ)」、右側が「商品名・価格など商品情報(レイアウトパーツ)」です。
※青い点線は段組みを確認するためのもので、実際には表示されていません。
レイアウトパーツ(「商品画像など」「商品説明など」「商品名・価格など商品情報」)にはそれぞれHTMLタグが設定されています。
HTMLタグの設定は、レイアウトパーツの 操作するボタンから「パーツを変更する」を選択し、表示される「レイアウトパーツ設定」モーダルにて確認・変更できます。
レイアウトパーツ | 初期設定されているHTMLタグ |
---|---|
「商品画像など(レイアウトパーツ)」 | <div class="fs-l-productLayout__item fs-l-productLayout__item--1"> |
「商品説明など(レイアウトパーツ)」 | <div class="fs-l-productLayout__item fs-l-productLayout__item--2"> |
「商品名・価格など商品情報(レイアウトパーツ)」 | <div class="fs-l-productLayout__item fs-l-productLayout__item--3"> |
上横2列・下横1列レイアウト
- 商品詳細エリア(システムパーツ)内にレイアウトパーツを3つ配置。
- その配下にシステムパーツを配置。
- CSSデザインによって上横2列、下横1列のレイアウトにしています。
CSSデザインのために、上位階層であるメインエリア(レイアウトパーツ)にfs-l-product4というclassを追加しています。
左画像内の上部、左側が「商品画像など(レイアウトパーツ)」、右側が「商品名・価格など商品情報(レイアウトパーツ)」、画像内の下部が「商品説明など(レイアウトパーツ)」です。
※青い点線は段組みを確認するためのもので、実際には表示されていません。
レイアウトパーツ(「商品画像など」「商品名・価格など商品情報」「商品説明など」)にはそれぞれHTMLタグが設定されています。
HTMLタグの設定は、レイアウトパーツの 操作するボタンから「パーツを変更する」を選択し、表示される「レイアウトパーツ設定」モーダルにて確認・変更できます。
レイアウトパーツ | 初期設定されているHTMLタグ |
---|---|
「商品画像など(レイアウトパーツ)」 | <div class="fs-l-productLayout__item fs-l-productLayout__item--1"> |
「商品名・価格など商品情報(レイアウトパーツ)」 | <div class="fs-l-productLayout__item fs-l-productLayout__item--2"> |
「商品説明など(レイアウトパーツ)」 | <div class="fs-l-productLayout__item fs-l-productLayout__item--3"> |
【レイアウト変更の参考情報】レイアウトのパーツ配置を操作して、独自のデザインに変更する
パーツの表示位置を変更することで、デザイン(コンテンツの表示位置)を簡単に変更することができます。
パーツの配置を変更したい場合は、レイアウト変更で配置を変更したいパーツを操作します。
- 各システムパーツはレイアウトパーツの中に初期配置されています。
それぞれのシステムパーツについて、詳しくは「商品詳細」レイアウトのシステムパーツをご覧ください。 - 以下スタートアップテーマ(PC/タブレット)用のレイアウトを例に説明します。
パーツの表示順を変更する
コマースクリエイター>テーマ>レイアウト一覧にて「種類:商品」で検索するボタンを押下します。
「種類:商品詳細」レイアウトの 変更するボタンを押下します。
コマースクリエイター>テーマ>レイアウト変更へ遷移し、パーツ配置エリアで「メインエリア」の 開くボタンを押下します。
パーツ配置エリアで「コンテンツエリア」の 開くボタンを押下します。(スタートアップテーマのみ)
パーツ配置エリアで「商品詳細エリア(システムパーツグループ)」の 開くボタンを押下します。
パーツ配置エリアで他にレイアウトパーツがあれば 開くボタンを押下し、現在配置されているカートボタンパーツを探します。
「スタートアップテーマ(PC/タブレット)ー商品詳細(横2列レイアウト)/商品詳細(上横1列・下横2列レイアウト)」の場合は、初期状態で 「商品画像・商品説明など(レイアウトパーツ)」「商品名・価格など商品情報(レイアウトパーツ)」 が配置されています。
パーツの表示順を変更するボタンをマウスで選択し、パーツを配置したい位置まで移動します。
レイアウト画面右下の「レイアウトを保存する」ボタンを押下します。
ECサイトまたはプレビューで確認すると、表示順が変更されます。
パーツを別のレイアウトパーツに移動する
パーツはレイアウトパーツ内でしか移動できません。
別のレイアウトパーツや上の階層へ移動させる場合は、パーツ配置エリアからいったんパーツを外し、再度パーツを配置します。
パーツをいったんレイアウトから外します。
移動したいパーツの 操作するボタンから「パーツを外す 」を選択し、パーツをいったんレイアウトから外します。
システムパーツを配置したいレイアウトパーツ(配置先)の 開くボタンを押下します。
必要な場合は、いったんパーツ配置エリアのパンくずから、上の階層のレイアウトパーツへ移動します。
レイアウト変更画面のパーツ一覧に配置したいパーツを表示します。
パーツ検索の検索条件でキーワードにパーツ名を指定するか、検索条件からパーツの種類を選択して検索します。
配置先のレイアウトパーツ内パーツ配置エリアに、パーツをドラッグ&ドロップします。
ECサイトまたはプレビューを表示し、現在の表示を確認します。
レイアウトのプレビューするボタンを押下して、プレビューモーダルにて、プレビューを表示するボタンを押下します。
プレビューについて詳しくは、commerce creator 管理画面概要-プレビューをご覧ください。
レイアウトから多数のパーツを一度に外す
レイアウトパーツを「パーツを外す」ボタンから外すとレイアウトパーツは削除されます。
レイアウトパーツが削除されると、配置されていたパーツがすべてレイアウトから外れた状態になります。
これを利用して、多数のパーツを一度にレイアウトから外すことができます。
レイアウトパーツ以外のパーツは、レイアウトから外した場合でも、削除されません。
コマースクリエイター>テーマ>レイアウト変更の右側にあるパーツ検索からパーツ検索結果一覧に表示し、ドラッグ&ドロップまたは パーツ配置エリアへ移動ボタンを押下すれば、再度パーツ配置エリアに配置できます。
レイアウトパーツはパーツ配置エリアの下にある「レイアウトパーツを追加する」ボタンから追加できます。
詳しくはレイアウトパーツをご覧ください。