[配送・送料機能(upgrade版)]同梱可能な商品とできない商品を明確に設定したい
本機能はコマースクリエイター運用中(新規・切替後)の店舗様のみご利用いただけます。
「配送・送料機能(upgrade版)」では、大型便や専用配送サービスを利用するために、他の商品を同梱できない商品などを指定することができます。
また、配送倉庫の都合上、同梱できる商品とできない商品がある場合などにご利用いただくことも可能です。
こちらは「配送・送料機能(upgrade版)」機能のマニュアルになります。(「配送・送料機能(upgrade版)」とは?)
以下に該当する店舗様は、本マニュアルをご覧ください。
- 「配送・送料機能(upgrade版)」切替え後(アップグレード完了)/作業中の店舗様
- 2024.01.24以降futureshop新規発行店舗様
アップグレード方法について詳しくは、ご利用開始のための手順(アップグレード手順)についてをご覧ください。
2024.01.24以降futureshop新規発行店舗様は、すでにupgrade版の機能をお使いです。(アップグレード作業は必要ありません。)
【重要】「配送・送料機能(upgrade版)」への切替え前に、必ず注意事項を確認してください。
設定手順
2024.01.24バージョンUP以前からご利用店舗様にのみに該当する解説や注意点については、 「従来版」利用店舗様 マークを付記しています。
商品特性上、専用梱包材・専用BOXなどが必要で、他の商品の同梱が難しい場合、または、一部の商品しか同梱配送ができない場合などにご活用いただける機能の利用方法をご紹介します。
「同梱可能グループ設定」という機能で「同梱可」とする商品をグルーピングします。
例えば、「精密機器同士はいくつでも同梱可だが、水濡れの可能性のある除菌スプレーや液体クリーナーは同梱不可としたい」「食品類はすべて同梱可能だが、洗剤など薬品類は同梱不可としたい」などのご要望にお応えできます。
以下では、「精密機器同士はいくつでも同梱可だが、水濡れの可能性のある除菌スプレーや液体クリーナーは同梱不可としたい」とする場合を例に解説します。
前提となる設定を確認する
本機能をご利用するには、前提となる機能設定が必要です。まずは、そちらをご確認ください。
必ず、「条件に従って同梱し、送料を計算する」を選択してください。
ご注意事項
「同梱せず、商品ごとに送料を計算する」を選択した場合は、「同梱可能グループ」の設定は無視され、商品数分個口に分かれます。
「同梱可能グループ設定」は、「同梱せず、商品ごとに送料を計算する」を選択し、個別配送を前提とした上で、同梱可能商品を設定し「できるだけ送料を安くする」という機能ではございませんのでご注意ください。
設定に関しても注意事項がございます。以下をご覧ください。
同梱可能な商品をグルーピングするための、同梱可能グループを追加する
同梱可能グループを登録する
「精密機器」同梱可能グループと、「精密機器」とは同梱できない「液体グループ」を二つ作成します。
「精密機器グループ」を作成
「液体グループ」を作成
同梱可能グループ名
商品に同梱可能グループを設定する、商品情報(基本情報)-同梱可能グループの選択肢として表示されますので、管理上分かりやすい名称を登録します。(例:精密機器グループ・液体グループ)
カート内表示文字列
「ショッピングカート」などで、お客様(消費者)向けに商品名上部に表示される商品キャプションです。どの商品と同梱可能か、あるいは、どの商品と同梱不可かがわかりやすいキャプションを登録してください。(例:精密機器(液体もの同梱不可)・液体商品(精密機器同梱不可))
同梱可能グループ表示マーク
「商品詳細」「商品一覧」画面などで、お客様(消費者)向けに表示される商品マークです。どの商品と同梱可能か、あるいは、どの商品と同梱不可かがわかりやすいラベルを登録してください。(例:精密機器(液体もの同梱不可)・液体商品(精密機器同梱不可))
ユーザー画面表示イメージ
商品に、同梱可能グループを設定する
手順[3]で登録し、手順[2]の一覧に表示された同梱可能グループ名がプルダウンに表示されますので、設定したいグループを選択します。
例では、「精密機械グループ」と「液体グループ」をそれぞれの商品に設定します。
CSVでの一括登録も可能です。
商品一括登録をご利用ください。
同梱状況を確認する
例えば以下のように購入した場合、「PC+タブレット(精密機器グループ)」で1個口、「PC用クリーナー+除菌スプレー(液体グループ)」で1個口となり、合計2個口となっています。
【参考】「同梱可能グループ設定」をしているのに、同梱とならない場合の確認事項
まず大前提として、配送・送料基本設定-複数商品同時購入時の送料計算設定にて、「条件に従って同梱し、送料を計算する」を選択していることが必須です。
その他、「同梱可能グループ設定」は以下のような条件のもと、機能します。
[1]同じ温度帯で配送可能な商品同士でのみ同梱となります。
同じ温度帯に属している商品群から、「同梱可能」とグルーピングされている商品を同梱します。
同じグループに属していても、温度帯をまたいで同梱することはできません。
なお、下記の例において、同梱可能グループが設定されていない場合は、常温便・冷蔵便・冷凍便各1個口(合計3個口)での配送となります。
※点線×印については一部省略。※送料込み・商品個別送料の設定はなしとする。
[2]「商品個別送料商品」が含まれる場合、「商品個別送料商品」同士でのみ同梱となります。
ただし、配送・送料基本設定-複数商品同時購入時の送料計算設定にて、「個別送料が設定された商品を同梱し、商品個別送料のうち最高金額を送料にする」が選択されている必要があります。
「個別送料が設定された商品は同梱せず、商品個別送料を合算する」を選択時は、「同梱可能グループ」の設定は無視され、商品数分個口に分かれます。
また同じ「同梱可能グループ」に属していても、「通常送料商品」や「送料込み商品」とは同梱されません。
あくまで 「商品個別送料商品」同士のみで、「同梱可能グループ」設定がされている商品が同梱配送となります。
※点線×印については一部省略。
[3]「通常送料商品」「送料込み商品」が同時購入される場合は、同じ「同梱可能グループ」に属していれば同梱となります。
配送・送料基本設定-複数商品同時購入時の送料計算設定-送料込み商品を含む場合の設定別に解説します。
[3-1]「通常送料商品を送料込み商品と同梱し、送料を0円にする」を選択した場合
「同梱可能グループ」が設定されていない「通常送料商品」が、「同梱可能グループ」が設定されていない「送料込み商品」に同梱となり、送料0円となります。
同じ「同梱可能グループ」に属する「通常送料商品」が、「送料込み商品」に同梱となり、送料0円となります。
「通常送料商品」「送料込み商品」のいずれにも異なる「同梱可能グループ」が設定されている場合は、同梱できず、別個口となります。
例えば下図において、「シャツ(通常送料)」に「同梱可能グループB」が設定されていた場合、「コーヒー豆(送料込み)」とは同梱できず、「通常送料」1個口がプラスとなります。
「同梱可能グループ」を設定すると、送料0円とならないケースが発生しますのでご注意ください。
※点線×印については一部省略。
[3-2]「通常送料商品のみで同梱し送料を計算する」を選択した場合
「同梱可能グループ」が設定されていない「送料込み商品」が、「同梱可能グループ」が設定されていない「通常送料商品」に同梱となり、通常送料個口となります。
同じ「同梱可能グループ」に属する「送料込み商品」が、「通常送料商品」に同梱となり、通常送料個口となります。
「通常送料商品」「送料込み商品」のいずれにも異なる「同梱可能グループ」が設定されている場合は、同梱できず、別個口となります。
例えば下図において、「コーヒー豆(送料込み)」に「同梱可能グループB」が設定されていた場合、「シャツ(通常送料)」とは同梱できず、「送料0円」1個口がプラスとなります。(送料0円なので、送料合計は変わりません。)
「同梱可能グループ」を設定すると、個口数が増えるケースが発生しますのでご注意ください。
※点線×印については一部省略。